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【Excel関数】MEDIAN関数の使い方と中央値や平均の違いを解説

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Excel歴15年。パソコン講座や就職の支援を仕事として行っています。基本操作から関数、マクロ、VBAまで仕事で便利だったことを中心に書いていますので、お仕事の時間短縮にお役に立てれば幸いです。
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Excelではデータを並び替えることができますが、その際に中央にくる値を求める関数がMEDIAN関数です。

一般的によく使うAVERAGEとは意味合いが違い、とても便利なのにあまり知られていない関数の一つです。
そこでこの記事ではMEDIAN関数の使い方とAVERAGEとの違いを紹介します。

使い分けることで正確な値を出すことに繋がりますので、是非参考にしていきましょう。

MEDIAN関数とは?

MEDIAN関数とは、中央値を求める関数です。

例えば5個のデータがあったとすれば、大きい順や小さい順に並べた時にちょうど中央の3番目に位置する値を抽出することができます。

MEDEIAN関数は中央値

MEDIAN関数の使い方

MEDIAN関数を使用するときは以下の引数を記述します。

MEDIANの引数
MEDIAN(数値1[,数値2]・・・)

【引数の詳細】

数値 数値や数値のセル、セル範囲を指定する。指定したセル範囲にある空白セル、文字列や倫理式は無視される

 

引数については以下の記事でも解説しています。

中央値を求める方法

関数を入力したいセルを選択し、fxと書いている「関数の挿入」をクリックしましょう。

MEDEIAN関数の使い方1

続いて、「関数の検索」に「median」と入力し、検索開始をクリックします。そして、「関数名」で「MEDIAN」を選択し、OKをクリックします。

MEDEIAN関数の使い方2

次に「数値1」の部分に範囲としてB4:B8を入力します。

MEDEIAN関数の使い方3

計算式は以下のようになります。

=MEDIAN(B4:B8)

MEDEIAN関数の使い方4

MEDIAN(中央)とAVERAGE(平均)の違い

中央値と平均値はよく間違えやすいものです。

例えば以下のような場合はMEDIAN関数とAVERAGE関数は全く同じ結果になります。

中央値と平均値の違い

実際の業務では、入力間違いやイベントでのイレギュラーなど、突出して数値がおかしくなるときがあります。そんなときに極端に数値が変わってくると、平均の場合は大きな影響を受けます。

中央値と平均値の違い2

MEDIAN関数はあくまで中央値のため、データが5個あれば3番の値(大きい順でも小さい順でも真ん中)にくる数値を抽出します。

そのため一つだけおかしい数値があったとしても影響しないので、とても便利です。

 

MEDIAN関数のまとめ

今回はMEDIAN関数の使い方とAVERAGEとの違いについて紹介しました。

一般的に使われることが多いのはAVERAGEですが、明らかにおかしい数字によって影響は受けたくないものです。そのため、場合によってAVERAGEかMEDIAN関数を使い分けることをおすすめします。

 

Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。

仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。
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