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Pythonの基本:ファイル作成からprintの実行までを丁寧に紹介

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Pythonの基本:ファイル作成からprint実行までを紹介するアイキャッチ画像
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Excel歴15年。パソコン講座を数十回以上実施し、就職や転職、復職の支援も行っています。Excelの基本操作から関数、マクロ、VBAまで仕事で便利だったことを中心に書いていますので、お仕事の時間短縮にお役に立てれば幸いです。
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前回はWindowsでVSCodeを使ってPythonを始める方法【完全ガイド】の記事で紹介したように、VSCodeのインストールや日本語設定、拡張機能などの準備が整いました。次はフォルダを作成し、いよいよ実際にコードを書いて動かしてみましょう。

この記事では、初心者の方でも迷わず進められるように、Pythonファイルの作成からprint関数の実行までを丁寧に解説します。

 

Python用のフォルダを作成しよう

パソコンを使用しているとすぐにデータ量がどんどん増えていきますので、フォルダを作って整理することで仕事の効率化に繋がります。フォルダを作る際も人によって大まかに作る人もいれば細かくファイルを作る人など様々です。

 

作業用フォルダを作る理由

Pythonでは、プロジェクトごとにフォルダを分けて管理するのが一般的です。ファイルが増えても整理しやすく、後からExcel連携などを行う際にも便利です。

 

フォルダ作成の手順(Windows)

フォルダ作成の手順
  1. デスクトップやドキュメントなど、保存したい場所を表示
  2. 右クリック → 「新規作成」 → 「フォルダー」を選択
  3. フォルダ名を「python」などに変更

私はUSBの中にフォルダを作ったのですが、ドキュメントやデスクトップなど好きな所に保存してOKです。

Python用のフォルダ設定画面の画像

VSCodeでPythonファイルを作成する

VSCodeで先ほど作成したファイルを指定する方法も紹介します。

 

新しいファイルを作る手順

手順は以下のようになります。

  • VSCodeを起動し、先ほど作成したフォルダを開く
  • 左上の「ファイル」 → 「新しいファイル」を選択
  • ファイル名を「sample.py」として保存(拡張子は.py)

VSCodeでフォルダを指定する画像

先ほど作成したファイルを指定してみると、以下のように確認が起きることがあります。この場合は「親フォルダ〇〇内のすべてのファイルの作成者を信頼します」にチェックを入れて、「はい、作成者を信頼します」をクリックします。

VSCodeでフォルダを指定_確認画面

PYTHONフォルダの下の何もない所をクリックすると新しいファイル名を入力できますので、そこにsample.pyと入力してみましょう。

これで自動的にsample.pyというファイル名が作られます。

新しいファイル名を作る画面

また、最初から入っている「ようこそ」のシートは削除しましょう。

VSCodeのようこそは削除する画像

保存時の注意点

拡張子「.py」が付いていないとPythonファイルとして認識されません。必ず「.py」で保存しましょう。

Python以外にも何か保存するときには拡張子が間違ってしまうとうまく作動しなくなるので注意

 

Pythonコードを書いてみよう

次はprint関数を使用して実際にコードを使って解説します。

 

最初の一行:print関数

以下のようにコードを書いてみましょう。

print関数の入力した画像

これは「Excelの解説です」という文字を画面に表示する命令です。Pythonでは、文字を表示したいときにprint関数を使います。

ここまで来たら一度上書き保存を行います。ショートカットではCtrl+Sとなります。

ターミナルで実行する方法

ターミナルを使って先ほどのコードを確認します。

 

memo

Visual Studio Code(VSCode)のエディタ内に組み込まれたコマンドライン(CUI)機能のことで、VSCode内で直接コマンド操作(ファイル操作、プログラム実行、Git操作など)を行え、エディタとターミナル間の画面切り替えが不要になり作業効率が劇的に向上する便利なツール

 

  • VSCodeの下部にある「ターミナル」タブをクリック
  • 次のコマンドを入力してEnterキーを押します:
画像で紹介すると以下のようになります。

VSSCodeでターミナルの実行の画像

すると、ターミナルに「Excelの解説です」と表示されれば成功です!

ターミナルの確認画面

正しく表示されない場合、入力間違い、もしくはコードを上書き保存していない可能性があります

 

ターミナルで知っておきたい基本コマンド

最低限知っておくと便利なコマンドも紹介します。

「pwd」と入力することで、今いるフォルダがどこに保存されているかが分かります。

ターミナルで便利なコマンドとしてpwd
また、「ls」と入力することでファイル名やディレクトリが分かります。

ターミナルでファイルとディレクトリが分かる

 

まとめ

今回は、Pythonファイルの作成からprint関数の実行までを一通り体験しました。これでPythonの基本的な流れがつかめたと思います。

プログラミングは最初は難しいと感じても、一つずつこなしていくことで基本的な力が身に付きます。今後もPythonの基本操作について解説しますので、一緒に学んでいきましょう。

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