Excelのワイルドカードとは?アスタリスクやハテナの使い方
Excelの関数などを使っているとワイルドカードという言葉がときどきでますが、オフィスワークの仕事をしている人でも知っている人は実は少ない言葉です。
しかし仕事でワイルドカードを使えると効率化の幅が広がります。
そこでこの記事ではワイルドカードの意味と使い方を紹介します。
関数を使用した具体例もお伝えしますので、是非参考にしましょう。
ワイルドカードとは?
商品名や氏名など、Excelで条件を指定するときに完全一致じゃなくても条件を満たしたいことがありますよね。
例えば製造部〇〇課と製造部△△課のような場合に、製造部と書いている部署は全て個数を含めたいとき。
このような部分一致の条件を指定したいときに使うのが「*」や「?」で、これをExcelではワイルドカードと呼びます。ワイルドカードの記号一覧
ワイルドカードの意味について、一覧表で説明します。
記号 | 意味 |
*株式会社* | 株式会社という文字がある |
株式会社* | 株式会社で始まる |
*株式会社 | 最後に株式会社 |
?課 | 2文字目が課 |
総務部?? | 総務部で始まり、最後に2文字ある |
条件を絞る時はどこに*もしくは?をつけるかで正確な情報を指定して検索できる
ワイルドカードを使用した関数
ワイルドカードを使用する関数はいくつかありますが、ここではSIMIF関数を使用した例を紹介します。
製造部*の場合は、製造部のあとはどの部署でも条件に一致となります。
*販売課*の場合は前後に何があってもいいので、製造部販売課や総務部販売課の数を合計しています。
例えば製造部販売課仕入れ係という名前でも条件一致となります。
ワイルドカードの使用例ではCOUNTIF関数でも紹介しています。
ワイルドカードのまとめ
今回はワイルドカードの意味と使い方について紹介しました。
アスタリスクやハテナマークなどあまり使うことがないかもしれませんが、実はExcelではワイルドカードとして重要な使い方ができます。
条件指定するときに便利なので、是非参考にしていただければと思います。
Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。
仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。
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