Excelで自動計算する金種表(1000円や1円玉の枚数)の作り方
給与を計算するとき、今でも紙幣や硬貨の枚数を知りたいということがありますよね?
手作業で枚数を計算するとかなりの労力と時間がかかりますが、Excelで自動計算することで正確に早く枚数を計算することができます。
そこでこの記事ではExcelで金種表を自動計算する方法を紹介します。
最後に金種表を無料ですぐに計算してくれる参考サイトも紹介しますので、是非最後まで見てみましょう。
目次
金種表ってなに?
給与などでは金額がぴったりの数字ではなく、20万5千3百円といったように端数がよくありますよね?
そんなときに紙幣と硬貨が何枚必要か、表で分かるようになっていると非常に便利です。
そして、金種ごとに必要な紙幣や硬貨の枚数を一覧の表にしたのが金種表といいます。
Excelの金種表の作り方
金種表の完成図は上の画像のようになります。
割り算を計算した時にあまりを切り捨てにするINT関数と、逆にあまりを計算するMOD関数を使用します。
MOD関数を使用した割り算の計算方法は以下の記事でも紹介しています。
1万円札の枚数を計算
まずは1万円札を計算する方法です。
INT関数を使用し、2116300/10000で1万円札の枚数を計算します。また、あとでオートフィルを使用してコピーするため、1万円の部分はドルマークをつけましょう。
もしドルマークを使用した絶対参照の意味が不安な方は以下の記事も見てみましょう。
5千円札の枚数を計算
5千円札はINT関数とMOD関数を組み合わせます。
今回の計算式としては
=INT(MOD(B4,$C$3)/$D$3)
になります。
意味としては216300÷1万円札で出たあまりを、5千円札で割るようになります。このときもあとでオートフィルでコピーするためにドルマークをつけましょう。
千円札の枚数を計算
ここからは列を1つずつずらすことで関数はできます。
残りの500円や100円などの硬貨の表も同じように計算式を入力しましょう。
出来上がりは以下のようになります。
無料で金種表を自動計算してくれる参考サイト
硬貨の枚数や紙幣の枚数だけでなく、重量の目安も分かるので無料でとても便利なツールです。
参考サイト:現金多機能カウンター
他にもExcelで金種表を提供しているサイトはいくつかあるので見てみるのも良いでしょう。
金種表のまとめ
今回はExcelで金種表を自動計算する方法について紹介しました。
INT関数は割り算で切り捨てとなり、MOD関数であまりを出すことで金種を自動で計算してくれます。
表は一度作るといろんな給与計算で利用できますので、作ってみましょう。
Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。
仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。
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