仕事術からプライベートの時間を創る







Excelで日付を効率入力!1年間・1週間ごとのスケジュールを簡単作成

WRITER
 
Excelで日付を効率入力する方法を解説。1年間・1週間ごとのスケジュールを簡単に作成できるテクニックを紹介。
この記事を書いている人 - WRITER -
Excel歴15年。パソコン講座を数十回以上実施し、就職や転職、復職の支援も行っています。Excelの基本操作から関数、マクロ、VBAまで仕事で便利だったことを中心に書いていますので、お仕事の時間短縮にお役に立てれば幸いです。
詳しいプロフィールはこちら

「Excelに1年間の日付を入力したいけど、一つひとつ手作業で入力するのは面倒…」「毎週決まった曜日の日付を簡単に管理できたら便利なのに…」そんな悩みを解決する方法をご紹介します。

Excelには、関数やオートフィルを活用して日付を自動入力する方法があります。これを使えば、1年間分のスケジュールを一瞬で作成できるだけでなく、曜日を表示したり、1週間ごとに日付を設定することも可能です。

本記事では、次のような便利な日付入力テクニックを解説します:

日付入力の効率技
  • 1年間の日付を一括入力する方法
  • 曜日を自動表示するテクニック
  • 1週間おきに日付を入力する方法
  • Excelのオートフィルで連続した日付を簡単に入力する方法

この方法をマスターすれば、手作業によるミスを減らし、作業時間を短縮できます。Excelを使ったスケジュール管理や業務効率化に役立つので、ぜひ活用してみてください!

 

Excelで日付を効率入力するメリット

日付を手作業で入力すると、ミスが発生しやすく、時間もかかります。特に長期間のスケジュールや定期的な予定を管理する場合、効率的な入力方法があると便利です。

Excelを活用すれば、関数やオートフィルを使って一括で日付を入力したり、曜日を自動表示したりすることが可能です。これにより、作業時間を短縮し、手入力によるミスを防げます。

さらに、1週間おきの日付入力や、特定のパターンで日付を設定することも簡単にできるため、業務スケジュールやプロジェクト管理にも役立ちます。

これらの機能を活用すれば、手作業では難しい大量のデータをスムーズに管理できるため、Excel初心者から上級者まで幅広く活用できるテクニックと言えます。

Excelで1年間の日付を一括入力する方法

Excelの日付を一括入力した完成図

上の画像のように、1年間の日付を自動で一気に入力する方法を紹介します。

まず最初に基準となる日付を入力します。

一括入力する前に7/1だけ入力

今回は手動で全部入力してもいいのですが、本日の日付をショートカットで一瞬で入力する方法も紹介します。

やり方は簡単で、セルを選択した後にCtrl+;を押しましょう。

すると、今日の日付が自動で表示されます。

ショートカットを使って今日の日付を入力する方法を画像で解説

memo

Ctrl+;で今日の日付、Ctrl+:で今の時間が自動で表示されます。

 

次に、「ホーム」タブのフィル→「連続データの作成」を選択します。

日付を一括入力する手順の解説画像

そして、範囲を「列」、種類を「日付」、増加単位を「日」、増分値を「1」、停止値を「12/31」にします。

増分値=日付を増やすときに指定した数値ずつ増やしていく

停止値=連続したデータを作る時の最終の値

Excelの連続した日付は、日や週、月、年で変えられることを画像で紹介
連続した日付が入力されているはずです。しかし。もし#######というエラーが起きていた場合は列の幅が短い可能性があります。

一括入力したあとに列幅を調整する解説

もし上の画像のようにエラーが起きていた場合は、マウスをA列とB列の間にもってきて、ダブルクリックしましょう。

ダブルクリックすることで日付が全て表示された説明

実は####エラーの対処法は複数ありますので、以下の記事も見てみましょう。

曜日を自動表示する方法

日付の自動表示だけでも便利ですが、実際の仕事となると曜日も自動で表示したいものです。

こちらはセルの書式設定を入力することで簡単に設定することができます。

まずは日付の最初のセルを選択し、Ctrl+Shiftを押します。

ショートカットで一番下の行を選択する方法を載せた画像

すると日付の入力しているセルが全て選択されますので、そこでCtrl+1を押すことでセルの書式設定の画面が表示されます。

日付の表示方法を画像で解説

(ショートカットはExcel講師が教える初心者がまずは覚えたいショットカット5選Excel中級者以上も覚えたい便利なショートカット一覧の記事に詳しく解説しています。)
以下のように、表示形式タブからユーザー定義をクリックし、種類に「yyyy/m/d(aaa)」と入力することで曜日が自動表示されます。
Excelの日付10

設定すると以下のようになります。

Excelの日付11

ちなみに「yyyy/m/d(aaa)」というのは年、月、日と曜日を表しています。(aaa)を(aaaa)にすると(月曜日)という表示にすることも可能なため、使いやすいように応用していきましょう。

 

Excelで1週間おきの日付を自動入力する方法

先ほどは1日ごとで1年間の日付を自動表示しましたが、カレンダーや作成や曜日ごとに差があるときは1週間おき(7日間おき)に数字を出したいこともあるでしょう。

まずは基準となる日付を最初に入力し、先ほどと同じように「ホーム」タブのフィル→「連続データの作成」を選択します。
Excelの1週間おき1

次に、範囲を「列」、種類を「日付」、増加単位を「日」、増分値を「7」、停止値を「12/31」にします。

1週間おきにする場合、増分値を7にすることを注意しましょう。

Excelの1週間おき2

以上で完成になります。

Excelの1週間おき3

 

横方向(列方向)に1週間ごとの日付を入力するテクニック

横方向で入力するときも途中までは同じです。基準となるセルを入力し、連続データの作成を選択します。

Excelの1週間おき4

注意するのは範囲を「行」にすることです。

 

Excelの1週間おき5

先ほどの設定が完了すると以下のようになります。おそらく########というエラーが続くと思うため、こちらも列の幅を調整します。

下の画像の場所をクリックするとExcelの全てのセルを一瞬で選択することができます。

Excelの1週間おき6

エラーになっている列を修正することで一気に調整できます。今回はK列とL列の間をダブルクリックしました。

Excelの1週間おき7

 

Excelのオートフィルを使った日付の連続入力のコツ(応用編)

最後にオートフィルを使用した方法を紹介します。

連続したデータが少ない時や、少しだけ連続した数字を出したいときにとても便利な方法です。

まずは基準となる日付を入力し、そのセルを選択します。

セルの右下にカーソルを合わせるとポインターが+のマークになるため、その状態で下にドラッグします。

Excelの1週間おき8

さらにすこし右下にアイコンが表示されますのでクリックします。

Excelの1週間おき9

何も一日ごとに連続した日付が入力されますが、月単位で連続したデータを呼び出すこともできます。

Excelの1週間おき10

クリックすると以下のようになります。

まとめ:効率よく日付を入力して作業時間を短縮しよう

Excelを活用すれば、1年間の日付入力や1週間ごとのスケジュール作成がスムーズにできるようになります。

関数やオートフィルを使うことで、手作業による入力ミスを防ぎ、短時間で正確なスケジュールを作成できるのが大きなメリットです。

特に、曜日の自動表示や1週間ごとの日付入力は、業務管理やタスク管理に役立つ便利なテクニックです。

今回紹介した方法を活用して、Excelをさらに効率的に使いこなしましょう!

以下のExcel記事もおすすめです。

この記事を書いている人 - WRITER -
Excel歴15年。パソコン講座を数十回以上実施し、就職や転職、復職の支援も行っています。Excelの基本操作から関数、マクロ、VBAまで仕事で便利だったことを中心に書いていますので、お仕事の時間短縮にお役に立てれば幸いです。
詳しいプロフィールはこちら









- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© Excel仕事術ブログ , 2025 All Rights Reserved.