VBAのメソッドとは?メソッドの基本的な意味と使い方
ExcelのVBAを使用していると、オブジェクトとプロパティやメソッドというように聞き慣れない言葉をよく見るようになります。
VBAの初心者の方にとって難しくなる言葉ですが、基本的な意味を理解しておくことで今後の学習スピードが早くなります。
そこでこの記事ではExcelのVBAで使用するメソッドの意味を紹介します。
私もVBAを覚え始めたときは分からないことばかりでしたが、地道に努力することで必ず力になります。
この記事を読んで、是非VBAの基本知識を増やしていきましょう。
また、オブジェクトとプロパティについてもう一度理解を深めたい方は、前の記事も読んでみましょう。
VBAのメソッドの意味
VBAで使用するメソッドとは、オブジェクトに対して動作を指示するときに使う命令のことです。
例えば「A1のセルを削除しなさい」という意味であれば、削除しなさいの部分がメソッドになります。
VBAのメソッドにはどんなものがある?
selectというメソッドでは「選択する」、Deleteというメソッドでは「削除する」というように、様々なメソッドがあります。
以下はメソッドのほんの一部です。
メソッドの名称 | メソッドの意味 |
Select | 選択する |
Delete | 削除する |
Insert | 挿入する |
Autofillter | オートフィルターをかける |
Copy | コピー |
Find | 検索 |
Sort | 並び替え |
Table | データテーブルを作成 |
Group | グループ化 |
メソッドと引数
ここからはメソッドの書き方を説明します。
基本的な書き方としてはオブジェクトのあとにピリオド「.」で区切り、その後メソッドを記述します。
上記の画像ではRange(“A1”)がオブジェクトとなり、セル1を表しています。そして、Selectがメソッドとなり、選択を意味します。
また、メソッドによっては引数を入れる必要があるものもあります。
引数はVBAや関数を使うときに使用するもので、「何を」など詳細をしてすることができる。引数は省略できるものと省略できない必須のものがある
コメントを入れるメソッド
例として、コメントを入れるAddcommentを紹介します。
記述のルールとしては「オブジェクト名.メソッド.引数」の順番になります。
上記のように引数に売上と入れることで、コメントの言葉を売り上げにすることができます。
まとめ
今回はExcelのVBAで使用するメソッドの意味について紹介しました。
オブジェクトやプロパティ、メソッドは本やネットの説明の際に何度も出てきます。
オブジェクトは指定するもの、プロパティは詳細、メソッドは命令というように考えると覚えやすいです。
Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。
仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。