【Excel関数】WORKDAY.INTLで平日を休日にした営業日後の日付を求める
平日が休み、土日が休み、もしくは水曜日と土曜日が休みと言うように会社によっては休日がバラバラなことってよくありますよね?
このように会社の休みに合わせた営業日後の日付を求める関数として便利なのがWORKDAY.INTLとなります。
そこでこの記事ではWORKDAY.INTL関数の使い方を紹介します。
よく悩むWORKDAY.INTL関数とWORKDAY関数の違いについてもお伝えしますので、この記事を読んで是非仕事に活かしていきましょう。
目次
WORKDAY.INTL関数とは?
WORKDAY.INTL関数とは、指定した営業日後の日付を求める関数です。そして、会社の休日を平日や土日など曜日指定することもできます。 営業日は会社が休みの日を除外した日となります。
WORKDAY.INTL関数の使い方
WORKDAY.INTL関数を使用するときは以下の引数を記述します。
【引数の詳細】
| 開始日 | 基準となる日付を指定する。引数に直接指定する場合はダブルクオーテーション「””」で囲む。 |
| 日数 | 日数にあたる整数や、整数が入力されたセルを指定する。 |
| 週末 | 休みにする曜日を指定する。曜日を番号で表す方法と、文字列を使用する方法がある。 |
| 祭日 | 稼働日にしない、休みにしたい日付を指定する。曜日以外で指定する必要がない場合は省略することもできる。 |
引数については以下の記事でも解説しています。
休日の番号一覧
WORKDAY.INTL関数を行う上で、先に知ってほしいのが休日の番号一覧です。
こちらは全て覚える必要はありませんので、使う曜日のみメモを取るか、この記事をお気に入りにすることでいつでも確認することができます。
| 休日(週末) | 除外する曜日 | 休日(週末) | 除外する曜日 |
| 1または省略 | 土曜日と日曜日 | 11 | 日曜日 |
| 2 | 日曜日と月曜日 | 12 | 月曜日 |
| 3 | 月曜日と火曜日 | 13 | 火曜日 |
| 4 | 火曜日と水曜日 | 14 | 水曜日 |
| 5 | 水曜日と木曜日 | 15 | 木曜日 |
| 6 | 木曜日と金曜日 | 16 | 金曜日 |
| 7 | 金曜日と土曜日 | 17 | 土曜日 |
会社の休日を関数内では週末と呼びます。
平日を休みに指定して日付の求め方
まずは平日として水曜日を休みにした場合の、4営業日後を求める方法をお伝えします。
関数を入力したいセルを選択し、fxと書いている「関数の挿入」をクリックしましょう。
続いて、関数の検索で「日数」と入力し、検索開始ボタンをクリックします。そして、関数名で「WORKDAY.INTL」を選択し、OKをクリックします。
次に、開始日と日数、週末を入力します。週末は先ほど一覧で記載しているものを参考にします。水曜日の番号は14のため、今回14としました。
表示結果がおかしいときは、表示形式が標準になっていることが多いです。そのため日付に指定することで正しく表示されます。
数式は以下のようになります。
そして、表示形式でユーザー定義にし、種類を「yyyy/m/d(aaa)」と入力します。
設定が完了すると以下のようになります。
また、曜日の表示形式は他にもたくさんありますので、Excelの曜日を書式設定で表示する方法。表示形式は？の記事で解説しています。
文字列を指定した日付の求め方
水曜日を休日に設定する方法として、上記のように設定しても同じ結果になります。
数式は以下のようになります。
この場合は月曜日から日曜日まで順番に指定し、0は営業日、1を休日という意味になります。
| 休日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 火と木を休みにする場合 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
| 水と土を休みにする場合 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 |
WORKDAY関数とWORKDAY.INTL関数の違い
よく比較されるWORKDAY関数ですが、この関数数の場合は土日が休日となり、他の曜日を休みに設定することができません。
使い方については以下の記事でまとめています。
WORKDAY.INTL関数のまとめ
今回はWORKDAY.INTL関数の使い方について紹介しました。
会社の休日を妖美指定することができるため、とても便利な関数です。
Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。
仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。
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