VBAのmodule(モジュール)とは?意味や削除の方法を解説
ExcelでVBAを使用るするうえで、モジュールが何かを知っておくことは大切です。
しかし、いざ仕事中に「モジュールって何ですか?」などと聞きにくいものですよね。
そこでこの記事ではVBAのモジュールの意味や使い方を紹介します。
モジュールの挿入方法や削除方法も紹介しますので、この記事を読んでモジュールについての理解を深めていきましょう。
VBAのmodule(モジュール)の意味
VBAでプログラミングをするときに、そのコードを書く場所のことをモジュールと言います。
モジュールの種類
モジュールには以下の4種類あります。
Microsoft Excel object | Excelのブックやシートを操作したタイミングで自動的に実行するマクロを作成する場合などに利用 |
フォームモジュール | ユーザーフォームで動作するマクロ |
標準モジュール | マクロ記録によって作成されたマクロが保存される。標準的なマクロを書く場合にも使用され、最も基本的なモジュール |
クラスモジュール | オブジェクトを作るための「クラス」を定義 |
モジュールの挿入方法
ここでは標準モジュールの挿入方法を紹介します。
まずはCtrl+11で以下の画面を呼び出します。
続いて、「挿入」タブの「標準モジュール」をクリックしましょう。
これで標準モジュールの出来上がりです。
下の画像の右の部分にコードを書くことでマクロが動作します。
モジュールの削除方法
モジュールが不要になった場合は削除することでコードが見やすくなり、メンテナンスもしやすくなります。
モジュールを消す場合は、消したいモジュールの上で右クリックし、「moduleの解放」を選択します。
続いて以下の画像のようにダイアログが表示されますので、モジュールを保存しなくて大丈夫な場合は「いいえ」を選択しましょう。
VBAではモジュールを保存し、他のExcelブックに挿入することも出来る。エクスポートをすればUSBなど好きな場所にモジュールを保存することができる
まとめ
今回はVBAのモジュールの意味や使い方について紹介しました。
モジュールはVBAを使っていくと何度も出る言葉なので、まずは「VBAのコードを書く場所」と覚えておきましょう。
フォームモジュールなどモジュールの詳細について記載すると長くなりますので、こちらは別記事で紹介していきます。
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