Excelで改ページ(増やす)ができないときの対処法

Excelではシートを2枚に分けたり、両面印刷にしてページを分けたいことがよくあります。
改ページ設定を行うことでページを分けることができるはずが、なぜかできないこともあるでしょう。
そこでこの記事では改ページができないときの直し方とページの増やし方を紹介します。
直し方は実はとても簡単な落とし穴だったりしますので、この記事を見て是非参考にしましょう。
ページを増やすことができない場合の対処
まずは以下の画像をみてみましょう。
行数が増えると2ページに分けたいものです。
通常であれば改ページの挿入で分割することができますが、手順が合っていてもページが増えないことがあります。
しかも困ったことにエラーなども何も表示されません。
印刷の設定を修正
実は印刷の設定で「シートを1ページに印刷」となっているとページを増やすことができません。
「シートを1ページに印刷」となると、どんなに行数が多くても1ページに収めて印刷されてしまう
そこで一度「拡大縮小なし」に設定します。
キーボードのEscを押すなどして、Excelの画面に戻ります。
Excelの画面右下にある「改ページプレビュー」をクリックすると印刷のページ数が見えます。行数が多い場合は自動で青い線が増えています。
印刷のページを任意の場所へ
2ページ目の印刷場所を変えるときは青い線をドラッグするのみです。
改ページを増やす方法
自動で青い線がつかなかった場合など、改ページを増やす方法を紹介します。
下の画像では、33行目と34行目の間に改ページを挿入します。方法は簡単で、34行目をクリックした後、「ページレイアウト」タブの「改ページの挿入」をクリックします。
青い線が増えていたらページを増やすことに成功しています。
横方向もページを増やす場合
先ほどは縦に分割しましたが、横方向(列方向)もページを増やすことができます。
この場合はセルを選択し、先ほどと同じように改ページの挿入を選択します。
これで分割の完成です。
あとは青い線をドラッグし、好きな位置でページを変更していきましょう。
Excelのまとめ
今回は改ページができないときの直し方とページの増やし方について紹介しました。
Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。
仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。
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