Excelのハイパーリンクの設定や削除と活用アイデア

Excelのハイパーリンクを使用すると、「ワンクリックで好きな位置に移動」したり、「他のシートを開く」「他のブックを開く」など仕事の時間短縮に繋げることができます。
そこでこの記事ではハイパーリンクの設定と削除方法、さらには具体的な活用方法を紹介します。
この記事を読んでExcelの仕事術として活かしていきましょう。
目次
ハイパーリンクの設定
ハイパーリンクの中でも一番基本的な「セルへの移動」方法を紹介します。
上記の画像のように、A4のセルを区kリックしたらG10のセルへジャンプする方法です。
まずはA4のセルをクリックし、右クリックで「リンク」を選択します。
「リンク先」は「このドキュメント内」にし、「セル参照を入力してください」の部分は「G10」というようにセルを直接入力します。
最後にOKをクリックしたら完成です。
先ほど設定したセルA4が青文字になっているでしょう。クリックしたらG10へジャンプしてくれます。
ハイパーリンクの削除
ハイパーリンクを削除したい場合は、設定したセルの場所で右クリック→「ハイパーリンクの削除」の順にクリックすることで削除することができます。
ショートカットでハイパーリンク設定
ショートカットで設定する場合はCtrl+Kで行うことができます。
また、Excelには便利なショートカットが多くありますので、以下の記事も見てみましょう。
ハイパーリンクの活用アイデア
ハイパーリンクには様々な活用方法がありますが、Excelの業務をしている方でもあまり知らない方も多くいます。
ここでは以下の4つのアイデアを紹介します。
- 目次の作成
- URLでお気に入り活用
- 図形登録
- 他のブックを開く
目次作成
私が実際のExcel業務でもそれぞれのシートとリンクさせていることが多いのですが、目次として活用するととても便利です。
設定方法はとても簡単です。
ハイパーリンクの画面を開いたうえで、移動したいシート名をクリックしましょう。他は先ほどまでの手順と同じです。
URLでお気に入り
お気に入り登録と同じようなイメージですが、Excelの中に好きなリンクを設定しておくことでいつでも簡単にリンクへ飛ぶことができます。設定手順としては、登録したいURLをコピーします。
ハイパーリンクの設定画面で「ファイル、Webページ」を選択し、先ほどコピーしたURLをコピーしたら設定完了です。
図形登録
実はExcelの図形やアイコンにもハイパーリンクを設定することができます。
右クリック→リンクで、先ほどまでと同じ手順で作成することができます。
図形にハイパーリンクを設定することで、視覚的にもとても分かりやすくなります。
他のブックを開く
ハイパーリンクは「今開いているシート」とは別のシートも設定することができます。
特に便利なのが、Excelだけでなく、WordやPowerPointのファイルも呼び出すことができます。
表をさらに便利に応用
Excelのテーブル化をすると、デザインや使用方法もさらに幅が広がります。
こちらは以下の記事も参考にしましょう。
さらにテーブル記事を追加したまとめ記事はこちらです。
Excelのまとめ
今回はハイパーリンクの設定と削除方法、具体的な活用方法について紹介しました。
ハイパーリンクといえば単純に好きなセルにジャンプするだけと思っている方も多いですが、目次や別ファイルを開くなど、使いこなすととても便利な機能です。
Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。
仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。
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