【Excel関数】COUNTA関数の使い方とCOUNT関数の組み合わせ
Excelを使用すると個数を調べたくなることがよくありますよね?個数を調べるときによく使うのがCOUNTA関数とCOUNT関数ですが、その2つの違いや使い方ってなかなか答えられないことが多いものです。
そこでこの記事ではCOUNTA関数の使い方とCOUNT関数との違い、さらには組み合わせの応用編を紹介します。
知っておくととても便利な関数のため、是非この記事を読んで仕事やExcelのスキルアップに活用していきましょう。
目次
COUNTA関数とは?
COUNTA 関数は、範囲に含まれる空白ではないセルの個数を返します。
引用元:Microsoft/COUNTA関数
COUNT関数では数値や日付が入力されている個数を計算するのに対し、COUNTA関数では文字や見えないスペースを入力している個数も計算します。
これを言葉にすると、先ほどのように「空白でないセルの個数」という意味になります。
COUNTA関数の使い方
COUNTA関数を使用するときは以下の引数を記述します。
【引数の詳細】
値 | 任意の値やセル、セル範囲を指定 |
引数については以下の記事でも解説しています。
COUNTA関数の使用例
ここからは実際にCOUNTA関数を使った使用例を紹介します。
文字や数値などの個数
まずは、関数を入力したいセルを選択し、fxと書いている「関数の挿入」をクリックします。
次に、「関数の検索」の所で「個数」もしくは「COUNTA」などと検索し、関数を選択したらOKを押しましょう。
値1は個数を数えたいセル範囲を入力しますので、今回はB4~B6となります。
1つ目が入力終わったら、セルの右下をドラッグしてオートフィルでE列までコピーします。
計算式は以下のようになります。
空白に見えるけどスペースが入力されているセル
COUNTAの注意点としては、ただのスペースのセルも個数を数えるところです。
見た目的には空白に見えても、スペースを押して空白が入力されている場合は個数に反映されます。
COUNT関数とCOUNTA関数
COUNT関数とCOUNTA関数は個数を数えるという点で同じため、2つの違いが分からないということがよくあります。
そのため2つの関数の違いや組み合わせた例を紹介します。
COUNT関数との違い
COUNTA関数は「空白でないセルの個数」を数えるのに対し、COUNT関数は数値と日付の個数を数えます。
文字列やただのスペースに対し、COUNT関数は数えないようになっています。
COUNTAとCOUNTを組み合わせた応用
売上の列に数値以外の文字列が入力されているときなど、COUNTAとCOUNTを組み合わせることで自動で数を出すこともできます。
COUNTAは空白でないセルなので全ての数を数えますが、そこからCOUNTで数値の数を引くことで、文字列などの個数を出すことができます。
COUNTA関数はどういう場面で使用する?
- 数値以外もとにかく数を調べたい
- アンケートの個数
- 文字列から個数を調べるとき
- 空白に見えるけどスペースがあるとき
COUNTA関数のまとめ
今回はCOUNTA関数の使い方とCOUNT関数との違い、さらには組み合わせの応用編について紹介しました。
COUNTA関数とCOUNT関数の大きな違いは、文字列や空白に見えるスペースなどの個数も計算するかどうかです。
どちらの関数もよく使用するため、まずは使い方を知っておくことが大切です。
また、2つの関数を組み合わせることで個数の計算の幅も広がりますし、手動で計算する手間も省けます。
Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。
仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。
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