【Excel関数】NETWORKDAYSを使用した祝日を除外した営業日を求める方法
Excelで祝日や祭日を除外した日数、つまり営業日数のみ計算する関数がNETWORKDAYS関数です。
仕事では営業日の日数を求めることが多いものの、単純な引き算では計算することができないですよね?
そこでこの記事ではNETWORKDAYS関数の使い方を紹介します。
図と一緒に説明を行いますので、この記事を読んで是非仕事術として活かしていきましょう。
目次
NETWORKDAYS関数関数とは?
NETWORKDAYS関数関数とは、指定した期間の営業日数を調べることができる関数です。営業日数のため、土日や祝日、祭日を除外した日数を計算してくれる便利な関数です。
祝日と祭日は指定しなければ土日のみ除外して営業日数を求めることもできる
NETWORKDAYS関数関数の使い方
NETWORKDAYS関数関数を使用するときは以下の引数を記述します。
【引数の詳細】
開始日 | 起算日の日付を指定する。引数に直接入力する場合はダブルクオーテーション「””」で囲む必要があり、「”2025/1/1″」というように入力する |
終了日 | 開始日と同じように、機関の最終日を指定する |
祭日 | 土日以外の祝日や、祝日を入力したセル範囲を指定する。既定の休日以外、稼働日から外す日がなければ祝日は省略する |
引数については以下の記事でも解説しています。
土日のみ除外して求める方法
まずはシンプルに土日のみ除外して営業日数を求める方法をお伝えします。
関数を入力したいセルを選択し、fxと書いている「関数の挿入」をクリックしましょう。
続いて、関数の検索で「祝日」と入力し、検索開始ボタンをクリックします。そして、関数名で「NETWORKDAYS」を選択し、OKをクリックします。
次に開始日と終了日をそれぞれ入力します。土日のみ営業日数から除外する場合は、祭日の部分は空白で大丈夫です。
1月13日は祝日ですが、今回は土日のみ除外の設定にしたため日数は3日になります。
起算日を1/10にした場合、1/10の金曜日の日数のみプラスでカウントされます。
数式は以下のようになります。
祝日と祭日を除外して営業日数を求める方法
次は祝日と祭日を除外して営業日数を求めます。
下準備として祝日の日を別場所に転記しましょう。
(今回は例として同じシートに入力していますが、他のsheetに作ってもOK)
祭日は内閣府のサイトを参考にしました。
先ほどまでと違うのは祭日の欄を入力する所です。祝日の一覧を入力しているセルを指定するため、今回はH3:H21を指定しました。
完成図です。
数式は以下のようになります。
会社の指定した休日を指定
もし通常の祝日や祭日とは違う日に、会社の既定の休みがある場合は表に入力しましょう。
また、表に追加した場合は祭日の範囲を修正し忘れないよう注意しましょう。
NETWORKDAYS関数がうまくいかない
オートフィルで数式をコピーした時、数式や結果がおかしくなることがあります。
私がExcelの講師をしているときによくある質問の一つですが、数式にドルマークをつけないといけません。
正しくは以下の数式なります。
ドルマークを間に入れることで、数式をコピーしても参照する祭日の表の範囲が固定(絶対参照になる)されます。
ドルマークの意味は慣れるまで難しいと思いますので、以下の記事にまとめています。
NETWORKDAYS関数関数のまとめ
今回はNETWORKDAYS関数の使い方について紹介しました。
祝日や祭日、もしくは会社の既定の休みを除外した営業日を求めたいことはよくあります。
NETWORKDAYSを使いこなすと応用の幅がかなり広がりますのでとてもおすすめです。
Excelの機能を使いこなすと、仕事の効率化から大きな時間短縮に繋がります。
仕事術のスキルが増えるとプライベートの時間を時間を増やすことができますので、当サイトで得た知識を是非活用していきましょう。
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