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【Excel関数】中級者向けマスターガイド:組み合わせで効率化!

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Excelの中級者向け関数ガイド。INDEX、MATCH、IF、VLOOKUPなどを組み合わせて業務を効率化する方法を解説
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Excel歴15年。パソコン講座を数十回以上実施し、就職や転職、復職の支援も行っています。Excelの基本操作から関数、マクロ、VBAまで仕事で便利だったことを中心に書いていますので、お仕事の時間短縮にお役に立てれば幸いです。
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Excelの関数は単体でも便利ですが、組み合わせることでより強力なツールになります。特に中級者になると、単純な関数の使用にとどまらず、「どうすればより効率的に処理できるか?」を考えるようになります。

本記事では、Excelの関数を組み合わせて活用することで、データ検索、集計、条件判定をよりスマートに行う方法を解説します。単なる関数の紹介ではなく、「業務でどう使えるか?」に焦点を当て、実際のケースで役立つテクニックを紹介していきます。

それぞれの関数の詳細に対するリンクも載せていますので、詳しく知りたい関数の記事も見ていきましょう。

 

実務で活きる関数の組み合わせ例

Excel関数は単体で使うだけでも十分便利ですが、複数の関数を組み合わせることで、より柔軟で高度なデータ処理が可能になります。

例えば、VLOOKUPだけでは対応できない検索をINDEXとMATCHを組み合わせることで解決できたり、SUMIFSやCOUNTIFSを活用することで、条件付きの集計を効率的に行うことができます。

 

INDEX + MATCH

INDEX関数は指定した行と列の値を呼び出します。

そして、MATCH関数は指定した値が何行目かを検索することができます。

これらを組み合わせると、下の図のように「福岡県の売上金額」というように呼び出すことができます。

indexとmatch関数2

indexとmatch関数4

似た関数としてVLOOKUPがありますが、VLOOKUPだと検査範囲の一番左端の列しか検索することができません。また、大量のデータになると速度が遅くなるというデメリットがあります。

INDEX + MATCH関数は実際にやってみるとイメージがつかめますので、以下の記事を見ながら実際に作成してみましょう。

IF + VLOOKUP

VLOOKUPとIFの組み合わせ6

VLOOKUPを使用していると、空白のセルなどたまにエラーとして表示されて困ることがあります。

業務となると見た目的にも悪いため、参照するセルが空白の時は同じく空白で表示することができます。

また、目標を上回ったかどうかで「達成」「未達成」というように表記することも可能です。

IF + VLOOKUP関数は応用できる場面がとても多いです。

以下の記事で詳細を解説しています。

 

OFFSET + SUM

例えば資料を作成するとき、「3位までの合計を出したい」「今度は5位までの合計を出したい」というように臨機応変に出したいことがあります。

こんなときに毎回オートSUMで範囲を修正していると手間ですし、Excelではミスの元となります。

これを視覚的にも分かりやすく計算する方法がOFFSET + SUMです。

使い方はとてもシンプルです。

また、OFFSET関数とMATCH関数の組み合わせについても一緒に以下の記事で解説しています。

 

SUMIFS + COUNTIFS

IFS関数は、複数の条件全てに一致するデータを計算します。

その中でもSUMIFSは複数条件に一致した合計を計算、COUNTIFSは複数条件に一致した個数を計算してくれます。

どちらもとても実用的なため、是非参考にしましょう。

IFERROR + 関数の組み合わせ

VLOOKUPの検索対象が見つからない場合に「空白」に表示することで、エラーを防ぐことができます。

IFとの組み合わせもでも同じことができますが、IFERROR関数を使うことで様々なエラーの場合の対処にも対応できます。

関数以外の方法も詳しく載せていますので、こちらの記事を確認しましょう。

実践例:業務でどう使うか?

様々な関数を知っておくと、応用が幅広くなります。

例えば上の画像のように、チェックボックスとCOUNTIFを組み合わせることで工数で個数を調べることも出来ます。

また、応用編としてミニスクロールバーを使ったグラフも作れることもできます。

ミニスクロールバー付の売上表

こちらも初級ではなく中級編となりますが、是非参考にしていきましょう。

まとめ

関数を組み合わせることで、Excelの活用の幅は大きく広がります。

特に、中級者はこうした組み合わせを覚えることで、より高度なデータ管理が可能になります。本記事を参考に、自分の業務に適した関数を活用してみてみましょう。

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